Mental Safety Laboです。自分の性格、あなたは好きですか?
大雑把な性格や、慎重な性格。目立ちたがり屋な性格やシャイな性格など、同じ人間でも全員の見た目が違うように、性格もまた十人十色です。
自分の性格が好きだったり、自分の性格に合った生き方をしているならとても楽に過ごせますが、その逆だとストレスを感じてしまうことも。
「引っ込み思案な性格を直したい」
「大雑把な性格なので慎重さを求められると疲れてしまう」etc…
自分の性格を理解した上で、活かせる部分や修正していきたい部分を明確にすると生きるのがとても楽になります。
今回は性格について、どのように捉えれば自分の目的達成や人生の質の向上に繋がるのかをお話しします。
劣っている性格なんて、ひとつもない
自分の性格が好きではない方って、少なからずいらっしゃいます。
というよりも、自分の性格が100%好きな方って、そうそういるものではないのではないでしょうか。
性格というのは、基本的には突然大きく変化することはありません。
まれに病気や事故などで大きなショックを受けたり、特定の出来事がトリガーとなって別人のようになることはありますが、ほとんどの方は一つの自分の性格とうまく向き合いながら過ごしていくことになります。
自分の性格について満足していないという方と話すと、全員に共通していることが「性格のマイナス面にだけ目がいってしまっている」ということ。
どんな性格にも本来はあるはずの魅力に気づけていない、もしくは別の性格に憧れていることが多いです。隣の芝は青く見える状態に近いですね。
では、どうしたら自分の強みに気づき、自分の理想とする性格を目指せるのでしょうか?
マイナスをプラスに置き換えてみる
例えば、自分の臆病な性格が嫌いな人がいるとします。
マイナスに捉えれば臆病で勇気がないと考えることもできますが、プラスに考えれば慎重派で派手な失敗をせずに堅実に行動できるというようにも捉えられます。
心配性な性格の方も、心配しすぎて疲れてしまうことは多いですが、その分他の人が気づけないような部分に気付けたり共感能力に長けている方が多いです。このように、どんな性格にもかならずプラスの側面があります。
マイナスの側面ばかり考えてしまうと誰しもが本来持っている天性の能力に気付けなくなってしまいます。
そうはいっても、他の性格に憧れ変化したいと考える方はたくさんいます。
どうすれば自分の理想とする性格に近づけるのでしょうか?
誰しも複数の性格を併せ持っている
性格というのは、一言で簡単に説明や分類ができるものではありません。
誰しもが複数の性格要素を併せ持ち、それらのバランスが置かれている環境やモチベーションなどで常に揺れ動きながら生きています。
つまり、誰しもがあらゆる性格のタネを持って生きているということ。
生きている過程や置かれている状況で、性格は少しずつなら変えることが可能なのです。
そのためには、今現在の自分の強みをしっかり活かして自分らしい生き方の実現を目指すことが大切です。
自分の叶えたい目標と自分のなりたい性格はリンクしているので、何かの目標に向かって進んでいると気付けば理想の性格に近づいていた、ということはよくあります。
自分の今持っている強みを活かして小さな目標でもひとつひとつ達成していけば、その過程で自分の性格も理想へと近づいていきます。
性格というものは自分の生き方や行動の中で日々変化し続けていくからです。
自分を追い詰めてしまったり、強いストレスがある場合はカウンセリングへ
自分のモチベーションや意志でコントロールができないほど疲弊していたり、不眠や食欲不振がある場合には性格ではなく心そのものに問題を抱えてしまっているサインです。
そのような場合は自分を責めるのではなく、まずは信頼できる周りの方とコミュニーケーションをたくさん取るようにしましょう。
もし誰にも言えない悩みや、自分の中に塞ぎ込んでしまいがちなら、プロのカウンセリングを受けるのも一つの選択肢です。
カウンセラーは心の問題や、性格を多面的に分析するプロフェッショナルです。
1人で悩み続けることなく、お気軽にお問い合わせくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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